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和也「あっ‼昨日は…どうも…よく顔覚えてましたね…」
警察「いやぁ、こんな汚く塗装したリトルカブ1回見れば覚えるよ❗あのさぁ、こんな時間帯に悪いかと思うんだけど、君んとこのお父さんかお母さんに連絡つけられる??」
和也「はいっ…⁉母さんはオレがガキん頃離婚していて、親父は他界しましたが…てゆーかオレなんにも悪いことしてませんてっ‼‼‼向こうが殴りかかってきてケガしただけで‼‼‼」
警察「いやいや君じゃなくて昨日君と会った時逃げてった子が…」
和也「由美がっ⁉⁉⁉」
警察「由美さんて名前なんだ、顔は覚えてなかったけど、昨日と同じ様な服装でこの時間うろつき回ってたからさぁ、もしかしたら君の妹さんかなぁ思って‼よかったよ‼今…」
和也「それで由美がなにしたんですか⁉⁉⁉」
興奮を抑えられない和也。
警察「人の話をさえぎらない‼だから今駅前交番に補導してるんだけ…」
和也「なにがあったんですか⁉⁉⁉」
警察「興奮するのはわかるけど、まだ人が話してるんだから…最後までちゃんと聞いて‼まぁ雨も降っててここじゃなんだし、ちょっと交番まで来てくれる?」
和也「すみません…はい…」
和也は警察と共に交番へと向かった。
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