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《100円硬貨専用》
和也「はあぁっ⁉100円玉でしか支払いできないって…世の中100円玉10枚以上持ち歩いてる奴なんてそうそういねーだろ…。タバコに火着けたばっかだからコンビニにも入れねーし…」
由美「なにコインロッカーと話してんの??」
由美は座り込んでいる和也の顔を覗いた。
和也「あっ❗由美これ駅員に言って3000円分100円玉にくずしてこい‼」
和也は由美に1万円を手渡した。
由美「くずしてこい~??くずして来て下さいだろ~が‼」
和也「お前誰の為にコインロッカーを…」
由美は1万円をヒラヒラさせながら駅員の元へ向かった。
数分後、片手にタバコ・もう片手にはジュースを持った由美が戻ってきた。
和也「由美…お前それどーした…?」
和也は今にも怒りだしそうな表情を浮かべ立ち上がった。
由美「だってなんかぁ~、駅員とおじいちゃんがずっと話してて~、後ろにも人がいたから仕方なくぅ~、いや…やむを得ずコンビニでタバコとジュースを買った次第です隊長‼」
由美は今にも怒りだしそうな和也に敬礼をした。
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