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和也「そっか❗まぁ早く開けよう❗」
そう言うと和也は由美からつり銭を受け取りコインロッカーを開けた。
由美は首を傾げながら怒りださない和也を見ていた。
和也「お前どんだけ荷物持ってきたんだよ(笑)‼」
和也は笑いながらコインロッカーの中の荷物を取り出し由美に渡した。
由美「これが私の全財産だぜ‼時間外手数料はかからないけどな‼」
和也の口調をマネしながら荷物を見せつける由美。
和也「はいはいっ、とっとと飯行くぞ❗オレも腹減ったし❗」
和也は突き出された両の荷物を何も言わず手に取り、1人歩き始めた。
由美「ねーっ‼」
和也「あっ⁉」
由美「なんでさっき怒らなかったの??」
由美は和也の服を軽く引っ張った。
和也「さーな、理由はないけど、なんとなく。」
棒読みで答える和也。
由美「なんとなくなんて答えになってなーい‼ねーなんで⁉」
由美は和也の服をさらに引っ張った。
和也「服引っ張んな、由美なに食いたい?」
質問に答えない和也。
由美「なんでもいぃー‼」
そういうと由美は和也の腕に飛びつく様に腕組みをした。
和也「おいっ‼‼‼なにしてんだよっ⁉⁉⁉⁉」
由美「なんとなーく‼あ~なんか幸せっ❤」
和也「なにがだよ⁉」
由美「なんでもなーい‼ねー何食べたい??」
和也「んじゃオレがいつも行ってる店にすっか‼」
由美「うんっ‼‼」
由美は腕を離すことなく和也にしがみついていた。
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