かなわぬ恋

すれ違い

２人暮らしにも慣れ始めた１１月…

日が経つに連れ由美色に染まる部屋…

お揃いのグラスに
お揃いのパジャマ…

そこに幸せを感じる和也と由美がいた。

和也「それじゃ行ってくるわ❗」

由美「今日は何時頃帰ってくるの？」

和也「今日は夜勤だから、たぶん３時位かな⁉
先寝てていいからな❗」

由美「ううん、待ってる❗」

由美はストップしていたゲームを再開した。

和也「待ってるじゃなくてゲームやってるだけだろ…」

由美「違う❗ゲームじゃなくて冒険、厳密に言えば狩りですな❗」

和也「それだったら、ワイヤレスでオレのもつないで報酬取っといてよ❗」

和也は靴をはきながら由美にＰＳＰを投げた。

由美「キャンプ地で放置しとけばいいの？」

和也「うんよろしく❗んじゃ行ってくるわ❗」

由美「行ってらっしゃーい❗」

今日も１日、なんの変わりもない平凡な毎日が過ぎていく。