始まり

4/6
前へ
/6ページ
次へ
霊夢「夢符[封魔陣]」 魔理沙「遅いな!」 それから30分間ずっと弾幕ごっこをしていた二人… そろそろ両方とも体力が限界にきていた… 霊夢「そろそろ終わらせるわよ!!大結界[博麗弾幕結界]」 魔理沙の周りに大量のお札が迫る 魔理沙「…! 今日は私が勝つんだーー!!!」 最高スピードでお札を避け続ける魔理沙 霊夢「何であんなスピードなのに避けれるのよ…」 ちっちっと魔理沙の服をカスルお札 魔理沙「ち…やっぱりきついかな…でも…今日は勝てそうな気がするぜ!!」 避け続ける事1分…いや、魔理沙からしたら何十年だったかもしれない 博麗弾幕結界スペルブレイク 霊夢「くっ」 疲れがピークに達して一瞬魔理沙から目を離す霊夢 再び魔理沙の方を向くと魔理沙の姿は無かった 魔理沙「恋符」 霊夢「え!」 霊夢の後ろから声がする すぐに後ろを向く霊夢 そこにはミニ八卦炉を構える魔理沙の姿が 魔理沙「マスタースパーク!!!!!!」 やられる覚悟をして両目を閉じる霊夢 しかし…いつまでもたっても何も起きない 霊夢がゆっくりと目を開けると…最後に見た姿と同じ格好をしたまま固まっている魔理沙の姿があった。 魔理沙「…あり?何で出ないんだ?」 霊夢「昼ごはんを作りながら考えなさい。」 魔理沙に向かってお札を投げる 魔理沙「あ…」 ピチューン 霊夢「ごちそうさまでした。」 箸を置く霊夢 魔理沙「はい、お粗末様」 食器を持って台所に向かう魔理沙 霊夢「これで私の399勝目ね」 魔理沙「今日のはノーカンだ!」 湯飲みを二つ持ってかえってくる魔理沙 霊夢「あんた…大条際が悪いわよ」 魔理沙「最後マスパが出てたら勝ってたぜ!」 霊夢「それが出てないから私の勝ちなんじゃないの」 魔理沙「う…確かに」 霊夢「アンタも毎日負けて大変ね…」 魔理沙「うるさい!好きで負けてるわけじゃないんだからな!」 霊夢と魔理沙が弾幕ごっこでお昼ご飯の作る方を決める様になってから399日たっているが… 未だに魔理沙は霊夢に勝ったことが無い… 霊夢「はいはいそうよね、アンタは好きで負けてるわけじゃ無いのそう言う運命なのよね」 魔理沙「そんな運命ひん曲げてやる!!!」 霊夢「じゃあレミリアにでも頼んできたら?」 ハハハと笑う霊夢
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加