そんな乱文で大丈夫か?

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短い時間も長く感じることがある、それが相対性理論だ。そして今が多分ソレだ。 痛い沈黙の中、何かが起きると期待した半面、空気に泣きそうになりながらも…そのままジョジョ立ちのままで待った。 どうか……この場の収拾をつけて下さい……………………ッッッッ!!! 『アホだな』 「おせぇよ!!!」 ブハァっと息を吐き出し、ミカゲに怒鳴り散らしてやる。 こうもしなきゃ自我を保ってられません。 「なんだよテメー!何にも起きねーじゃねーか!ふざけんなバーカバーカ!ちねっ!2回死ね!!」 『何回俺は死ねばいいんだよ。それに、話にはまだ続きがある。勝手にはやとちりして醜態晒したのはお前の完全な自爆だ』 う…まさしく正論…。 「……スミマセン」 『よろしい。じゃあ方法を教えよう』 「…はい」 テンションだだ下がりの俺に教えてくれるミカゲ…案外いい奴なのかもな…。 『名前の前に【MDW】と叫んでから名前を言え』 「は?」 何ソレ、えらく簡単だな。 「そんなんでいいのか?てか何でアルファベット?」 『あぁ、いいんだ。だが間違えるなよ?後が面倒だ。あと何故かって?そりゃ…カッコイイからさ』 「言い切りやがった……」 まぁいいか…。 「んじゃあまたシャウトすればいいのか?」 『あぁ、仮面ライダーの最初の変身シーンのように高らかにやるといい』 「何故把握してんだよ」 最近じゃ呟くタイプばっかなんだぞ?響鬼にいたっては変身コールもありゃしない。 そんなことを考えつつ、構えをとる。 足を広げ、 腰を屈め、 左手は斜め後ろ。 右手は前へ突き出し、見えない何かを掴むかのように手を広げる。 ポーズはこんなもんか…。 「…………いくぜ?」 誰もいるわけではない(いるっちゃいるが)後ろをチラ見して、叫んでやる。 「いくぞ!M・D・W!デルフリンガー!!」 次の瞬間…!
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