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ビカッ!と光り輝いた、はたまたはボンッ!と煙と共に収まるのか。どちらともいえども、俺がこの瞬間にワクワクしていたのは紛れも無い事実だろう。
やっぱりこういう時は、男ならばワクワクしてしまうものなのだ。
わかるだろ?
だが、
「何事もなく収まるってどーなのよさ」
「それは仕方ない。だってお前の選択の結果だからな」
「はぁ?何言ってんだお前?まるで俺のせいみたいじゃねーか」
「まぁ、出来たんだから良かったじゃないか」
なんかごまかされた気がする。
そんなことをぺらぺらしゃべるミカゲさんとやらは……何事もなく、ただそこにあったかのように、まばたきをするしないの瞬間に。気付けばその(神影鮮光)=剣はそこにあった。
はぁ…なんとも味気無い…。
もうちょっと演出にこだわってもいいだろうよ…。
「さて、こんなものか。中々いい具合だぞ憂號」
剣のエッジの部分が口のように上下に動き、そこから声が聞こえる。
気味が悪いと言われるかも知れないが、俺にしてみら奇想天外、魑魅魍魎、天変地異、空知秀明、は銀魂の作者だ。
なんか言葉を間違えてる気がするが、とにかく、俺にとっちゃワクワクでドキがムネムネするのだ。わからない?あぁ、もういい、黙ってろ。
「あー、で神影さん?だっけか。俺のことは憂號じゃなくて、佳祐で読んでくれねーか?あんまウヨビって語呂が好きじゃないんだ」
「ん?そうなのか?わかったよ。じゃあ俺はお前を佳祐…いや、ケイと呼ぼう。いいか?ケイ」
「あぁ…そう呼ぶ奴も少なくなかったしな。あ、じゃあ、俺もお前の事をセンコウって呼ぶ。駄目か?」
「まぁ、構わないが…」
「よし、決まりだ。ケイとセンコウ。うん、新しいガンダム的なノリだな」
「なんだそれは」
「え?何?君ガンダム知らないの?よーし俺が説明してやる」
「いや、別に聞きたくn…」
「まずガンダムと一言で言っても奥深いファーストガンダムと呼ばれるものから最近ではユニコーンやらダブルオーまで幅広くその拡張の歴史は初代ファーストガンダムから30年の時をえても全く衰える兆しを見せずむしろ日本の経済はガンダムによって支えられていると言っても過言では……
今後、延々とガンダムに関するウンチクを剣相手にベラベラ話しまくったのはまた別の話…。
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