プロローグと観賞上のご注意

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涼宮ハルヒと、出会った。 なんてのは嘘ぴょんで、普通レベルの高校に入った。 んで、当たり前だが部活も至って平凡。 パン屋の娘による演劇部もないし、学校の階段を走り抜ける部もない。 世界を大いに盛り上げるような団もねーよ。 とにかく、そんな学校に入学した。 いやまぁ、だってそうだろ? 我が家の経済的なレベルは、俺を私立高校に行かせる程裕福でもない故、変わった学校になんて行けやしないのだ。 まぁ変わった学校以前に、俺の学力的な水準から見てキツイのは十分承知だったから、はなから諦めてちゃいたんだけどね。 話が進まないが、対して高校で語ることも少ない。 結局、中学と同じノリで仲間も出来たし、新たなジャンルへも開拓した。 そんなとこだ。 ある日突然、異世界から絶壁魔法少女にサモンされねーかなとたまに夢見たりはするが、それでも充実してたよ。 彼女は出来なかったけどな。 そんなこんなに平和に馴染んだ俺も、ただ毎日をダラダラと過ごして行く。 こんな日がずっと続く。 そう思っていた時期が俺にもありました。
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