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朝起きたらベットの上。
…のハズだった。
いつもどうりに起きて着替えて学校に行くハズだったのだ。
だがなんだこれは?
気分的には普通に朝目覚めて欠伸の一つでもかますのが正解なのかもしれんが、これはおかしい。
目を覚ますと、そこは何も無い世界だった。
色的には全て真っ白の世界。
ただ上も、奥行きもよく分からない、広い空間だった。
「なんじゃこりゃ?」
意味不明。
夢というにはハッキリし過ぎていてオカシイ。
寝起きドッキリにしても、ただのヲタク高校生を拉致ってビビらせる意味も分からない。
ただ、そこは謎の場所だった。
ちなみに俺は今、床?で胡座をかいて座っている。
立ってると疲れるしね。
格好は、寝るときに着てた半袖Tシャツにトレパン。
いやしかしだ……。
意味不明、謎しかない。
とするとだ?
「そうか、これはまさかキョンが長年夢見ていた、常識の範囲を脱した異質の世界なのか。いやしかし何も起きないのはどうゆうことだ?ルイズのサモン・サーヴァントならばとっくに召喚されてるハズだし、呼び出されるにしても相手がちゃんと呼んでくれなきゃ意味ねーじゃん。ルイズたんコピペを伊達に暗唱しちゃいないがまさかねー。しかし最近俺は、別世界に通じる井戸を見つけたわけでもないし、時をかけるようなクルミを割ってもいない…幻想ならば多分いい加減そげぶされても構わないだろし……あ、もしかして俺死んだ?まっさかー!死後ってこんなツマンネーの?ふざけんな。もしかして生き返る試験とかあんのかな。霊丸とか撃てるようになったりしてー!そりゃいいな。しかしそうなると何故死んだ?寝ている間に暗殺?ないない。じゃあガス爆発か。ガスが漏れてて火ぃ付けちゃってボン!いやだねー、老衰で死にたかったのに。それにしてもこんなんで行数と時間を潰しているが、メイドのお迎えはまだかよ?」
『メイドじゃなくて悪かったな』
「あぁ全くだってうぇぇぇぇぇえええええええっっっっ!!!?」
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