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『よう、選ばれし勇者様、お目覚めか?』
よく死にたがるガンダムのパイロット、またはあるゆる日常をミッションにするリーダーこと緑川ボイスが頭の中で炸裂した。
「うほっいい声。じゃなくて!いや寝てねーし!誰だ?何処にいやがんだ!出てこいゴルァ!」
『オイオイ落ち着けよ、とって食おうってワケじゃないんだから。ちなみに、さっきまで爆睡かましてたクセにその言い分はないんじゃないか?」
う…確かに…。
「だが待てよ!アンタ誰だ!?」
緑川ボイスを使ってるのは大いにメシウマだが、相手が緑川さんなワケがない。
『あーなんだ、話すと長くなるが簡単にまとめるなら、RPGのチュートリアルの説明役的な感じだな』
なんだろう…このままいくと、バトルの説明とか言ってザコと戦わされるきがする。
『OK、把握したか?よし、じゃあ次は…』
「まてまてまてまて、ウェイト、ストップ、落ち着け」
話を勝手に進めようとする声を制止させる。
『なんだ?』
「100歩譲ってその案内役ってことは認めよう。だが、その案内役さんとやら。こんな何もねー真っ白なトコで見えない何かに話し掛けるなんて気味わりーよ、せめてなんかになってくれ」
できればシャナのアストラル的な感じで。
『あぁ、それもそうだな…。よし、コイツの力を試すいい機会だ。』
力?
『じゃあ憂號佳祐、お前がやれ』
「はい?」
意味がわからない。
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