‐一つの望み‐

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「へぇー」と、思った。 それを聞いて、母は、 「もう少し、(言葉を)勉強しないとね。」と、言った。 僕は、「そんなことは、どうでもいい。」と、思った。 しかし、それは社会で必要な事だ。 社会で必要な事だと分かっている。 分かっているが、やりたくない。 逆に言えば、社会で必要ではない事をしている。 暇だからである。 これを口に出せない。 出したら、「社会で必要な事」を学ばされるからだ。 僕にとって、「社会で必要な事」は、面倒くさい事なのだ。 あの4人には、心と、心で会話が出来るのか 謎である。
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