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雲一つない青空澄み切った空気!いつもと変わらない一日がまた今日も始まった…
俺の悪夢の始まりである。
あ!俺は一桜 幸太郎(かずさ こうたろう)通称こう18歳だ!
ドタドタドタ!
階段を誰かが駆け上がってくる音が聞こえる。
どーせあいつだろう…
「すーすー💤」
寝息をたてている幸太郎。
バタン!!
「こーうちゃーん!おっきろー!とぉーう!!」
謎の少女叫びながら幸太郎に向かって飛び蹴りをかました。
「ぐは!」見事に寝ている幸太郎のみぞおちにクリーンヒット!
「こーうちゃーん!朝だぁよぉ!」謎の少女が満面の笑みで言う。
「その起こし方は辞めろっていったろぉ!!」
幸太郎は苦しそうに叫んだ。
「ニシシ(笑)みやこちゃん必殺ドロップキィーックなのだ(笑)」
みやこと名乗る少女は笑顔でピースサインをした。
ちなみにこいつは妹の一桜 都(かずさ みやこ)
俺が言うのもなんだがかなり可愛い部類だ…性格を除けばだが…
「つーかお前いつまで乗ってんだおりろ重い!」
幸太郎は皮肉じみた言葉を投げ掛けた。
「ぶぅー!!重いとはこんな可愛い妹に失礼じゃないか!!」
膨れっ面になりながら都は言った。
「うるさい!!重いもんは重いんだよ!いーからさっさとどけ遅刻しちまう!!」
幸太郎はめんどくさそうにいった。
「てか今何時?」
幸太郎が時間を聞くとみやこはハッとした顔しながら慌てだした。
「もう8時だよ!!学校②それと愛しの優奈ちゃんがお迎えにきてるよ!!んじゃあたしはお先に!」
そう言うと嵐のようにみやこは去っていくのだった。
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