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そんなユキと私(りん)は珍しく歌舞伎町から離れ、居酒屋に来ていた。
というのも
お互いにハマっている担当が歌舞伎町にいて、今日は担当のお店に行くつもりがなかった。
だが狭い歌舞伎町
ちょっとでも歌舞伎町を出歩けば
すぐに担当に居場所がバレ
強制的にお店へ連れてかれる
もしくは
"浮気"だと言っては他のホストに行くのではと責め立てる
当時の私たちには
それが心地よかったり
窮屈だったり
いろんな感情があったが
担当の前では
"一途ないい子でありたい"
という気持ちが大きかった
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