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季節は…
秋の終りに近い…
11月半ば頃…
私は買い物をすませ…
実家に寄って自宅へ帰ろうと…
実家へと車を走らせていた…
実家に着くとほぼ同時にちえさんが…
私の車の向かい側へ…
車を止めた…
私は…
ピンと来た…
また何かあったと…
車を慌ただしく降りてきて…
リンちゃん…
あの人がいない…
昨夜テレビと電気つけたまま…
玄関は開けっ放しで…
忽然と姿を消した…
あの人は自殺して無いかしら？？
えっ？？
いないと言うだけで…
何故自殺？？
と不思議に思いながら…私も捜してみますね…と言ってちえさんと別れた…
実家へあがると…
母は震えていた…
そして一心不乱に…
仏壇に手を合わせているかと思えば…
ペタンと座り込み涙を流し始めた…
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