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それから…
約一週間…
叔父を捜し続けた…
私達が諦めかけた二週間目に…
一本の電話が…
父のすぐ下の弟…からでした…
今…
警察署に居るから…
すぐに来てほしい…
叔父か遺体で…
発見されたと…
足が震えて…
電話をかけるのがやっとの思いで母へ電話をし……
母が父の出先に電話をし…父の帰りを待って…
私の運転で父と母と警察署へ…
父と弟ちえさんの三人で遺体安置所の中へ…
遺体は腐乱が激しく…
目はなく…
ウジムシが無数に…
わいていて…
体も…
カラスに突かれて…
穴だらけだと聞かされ…
震えと涙が止まらない…私達親族に…
…
担当の刑事が…
死因は…自殺です…と淡々と言ったのです…
直ぐに…
葬儀をし…
火葬をして下さい…
とだけ担当の刑事に言われ…
警察署から一番近くの…葬儀場で親族と親しい人だけで葬儀を執り行う事に…
お通夜の夜…
誰にも知られたくない…私達親族は…
葬儀場の部屋で…
故人の話もする事もなく…
刻々と時間だけが過ぎ…
…
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