告白

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『いつぐらいから症状があったのかな~ここは痛い?こっちも痛い?』 痛いですって答えたらまた専門用語で話しはじめて 看護婦さんにCTの予約や病室が空いてるか調べてと言っているのが聞こえてきたのです。これはただ事ではないことを悟りました。 『ご自宅にはご両親はいるのかしら…!?』 んん!?いますと答えたら 『何時ごろいるかしら!?』 『自営業なのでいつでもいます』 『そう、わかったわ。あとで連絡するので伝えておいて』 『はい』 もしかして私癌!?死んじゃうのかな…って色々考えました。 『はい、いいですよ。診察台から降りて待合室で呼びますから支度してお待ちください』 はい… 待合室で待ち呼ばれて先生の前に座りました。 そこには入院のご案内があり先生が口を開きました。 『診察したところ卵巣が腫れていてかなり大きくなってる。レントゲンだけでははっきりはしないけれど手術が必要なの。それも早目にした方がいいのね。今病室の空きも調べているから入院の準備をしておいて。詳しくはご両親にお話しするからね』 と言われて書類やなんやらもらって会計を済ませて帰りました。 帰りはぼーっとしててどうやって帰ったのかはよく覚えていないのです。 とにかく入院、手術が必要ということはわかった。 まだ18だよ…何で私がこんなことに… 頭の中は真っ白…
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