Story1

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女!? まじかよ;; とりあえず体を起こして入って来るヤツを待った。 ゆっくり開いたドアから入って来たのは紛れもなく女。 染めたわけじゃない生れつきであろう自然な茶色のさらさらした髪が胸元まである。 「ぇっと…工藤 夢です…よろしくお願いします…。」 前からこっちを見て…いや俺たちの方を見て自己紹介し始めたそいつを見て 動けなかった。 それは多分 みんな同じ。 異様な容姿の良さ。 瞳はパッチリしていて 鼻が高いのに小さくて 唇も愛らしい。 また騒ぎそうになった教室を先生が沈めてくれた。 こいつを見て『可愛い』と心で呟か無かったのは多分俺だけ。 可愛いんだろうけど… やっぱりそれって生活も重要だろ。 そう思ってまた机に伏せたけど、みんなの騒ぎは増すばかり。 煩い…(怒 先)「じゃあ工藤の席は…」 「「俺の隣ー!」」 「「「いやこっちだろー!」」」 また煩くなった。 _
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