Story1

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先生に手招きされて私は教室のドアの前に立った。 先に入って行った先生がなにやら話したあと ものすごい歓声が聞こえる。 女って言ったのか…。 それしかないだろうし。 でも私なんかだもんね! こんな子は相手にしないでしょ! どうせ狙うは可愛い子だろうしね! 先)「工藤。入って。」 ゆっくりドアを開けて中に入る。 そこにはいかにも男子というような自由奔放の男子たち。 一瞬目眩がした…(汗 静かになった教室の前に立って自己紹介をしようと口を開いたとき… 「「わぁあ!!」」 「「やばくね!?可愛い!!」」 有り得ないほどの煩さと聞き慣れていなさすぎる言葉のオンパレードで夢は固まった。 _
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