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ある参加者は気づいた…。この屋敷のしくみを……そして「クローズド・サークル」の正体に。
お金を手に入れるために「クローズド・サークル」に参加することにした、神崎凛は屋敷の前に立っていた。
中に入ろうか迷っていると、係員のような人が来て、神崎を中へと案内した。
「神崎凛様ですね。お待ちしておりました。参加する方々はこちらのつきあたりの広間にいらっしゃいます。どうぞ。」
神崎は頷いて、広間へと向かった。綺麗な装飾をされた大きな扉を開き、中を眺めた。
広間には大きな細長いテーブルがあり、食堂も兼ねているのだろうと思った。
参加者だろう人が5人いた。
彼は適当に椅子を引いて座った。しばらくして、神崎の隣に女性が座ってきた。
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