第壱章

14/26

29人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
「これは厳しいですね」 そう呟くと腰に持っていた刀を地面に置くと一歩下がった。 「皆刀を下げよ」 そう言いながら現れた人物の顔には見覚えがあった。 しかし思い出せずにいると、 「義経様、この人物いかがいたしますか?」 「まぁ待て、こやつの話を聞いてからじゃ」 (そうか!この方は源義経。だから源氏の家紋をつけていたのか) 「某は沖田総司と申します」 「総司か。して、このわしに何か用か?」 『やっぱりこの威圧感は本物だ』 総司はそう思っていた。 「はい。某達の仲間になっていただきたいと思っています。」
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

29人が本棚に入れています
本棚に追加