日常
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「そしたら屡迦様がですね…!きゃ~もう、思い出しただけで私…!!」 「はいはい…」 いつもの事だ。 愛凛が屡迦の話をしに来る。暴走気味に、かなり美化しながら。 僕は呆れ返って頬杖をついて、適当に流す。 すると愛凛が頬を膨らませて僕を見る。 「お兄様、本当にちゃんと聞いてますか?」 「聞いてるよ」 「ではどうしてそんなに不機嫌そうなのですか?」 「え…?」
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