説明書

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――朝霧千梨17才。恋愛ゲームにハマってます。 「ん…あーぁ…眠い。何時だろう…。」 ふと携帯を開くとこの世ではありえないくらいのイケメンたち。 もちろん二次元である。 「あ~ゆうとぉ…かっくいいよぅ。」 自分で言うのもなんだが私は本当に腐っている。 大学受験も終わり、堕落した生活を送っている私に与えられたのは、このすばらしいイケメン達だった。 「さて、用意しようかな…。」 大学は受かったといっても、まだ3ヶ月は学校に行かなくてはならない。 嫌ではないが気を使うのはやっぱり疲れる。 イジられ役も気を使うものなのだ。
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