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眠い目を擦りリビングに下りる。
机にはカフェオレ、あとはママがいた。
忙しそうなのできっと早く出ないと早出の仕事に間に合わないのだろう。
「おはよ。」
「あ、おはよう。ママ今から出るけど送ろう…まだ用意できてないわね…。グータラな生活してはダメよ。一人暮らしでもしてみたら?じゃあね。」
ガチャ
言うことだけ言って颯爽と走っていく母を疎ましい目でみる…が、そこにはもう姿は無く、ドアが閉まった音だけが静かに響いた。
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