第3話 …ホームシェア?

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目を懲らすと、段々と形が見えてきた。 (指輪?) 誰かに踏まれると可哀相だから、私はそそくさとそれを拾ってジャージのポケットにいれた。 「さーて。お昼にしますか!理穂、朝霧。何か作ってくり。」 そういいながら、中心のテーブルにドカっと座る大西君。 (態度でかいなー。) そう思うも相手は仮にも学校一の不良生徒、大西隼斗だ。 私はグッと言葉を飲み込んだ。
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