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「優勝者には賞金1億を差し上げます。ただし負けた者には死があることを把握して頂きたい。」
騒がしかった会場は喜んでいた者たちでさえ、死という言葉を聞けば、静まり帰る。
「勝てば1億、負ければ死。ふざけるな!そんなことがあってたまるか!」
龍二が怒る。無理もない。生き残れるのは1人。ということは龍二か友美どちらかが死ぬということなのだから。
「俺か友美のどちらかが死ぬ。いざと言うときは友美の変わりに俺が死ぬ。・・・・・」
そう龍二は心に誓った。
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