第3話 二人が出会うと

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(明日も残業するつもりなのか、あの女。わざわざ清掃員にお礼せんで、婚活でもすればいいのに) 健太郎は清掃をしながらそんなことを考えていた。 (あの清掃員、紳士だったなぁ‥‥‥お金もちなのかもしれないしなぁ‥‥。はぁ~あたしダメだなぁ~寂しいからって誰かに癒して貰いたいなんて甘ったれんな、千里!とにかく、明日ちゃんとお礼して‥‥) 千里はそんなことを考えながら、眠りについた。
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