第1章

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「あれっ、泣いてたの・・・・・ジェジュンとケンカでもした?」 睦月はスタスタと歩き出す。 「機嫌なおせよ、一緒に海見に行こう、今日は休みなんだ、、、」 「ジェジュンそんなこと言ってなかった、、、」 「ああー、あいつは仕事。今月ラジオのまわしだよ。その後雑誌の撮影とインタビュー。」 ユチョンは肩をすくめて、睦月へ手を差し出す。 睦月はためらうように、じっとその手の平を見つめてから、追いかけてきてもくれないジェジュンへの当てつけのように、ぎゅっ、とユチョンの手を握る。 「決まり、、、今日は俺の睦月だよ。」
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