第一章~異変の始まり~

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「一番左のやつが西條俊弥(サイジョウトシヤ)。こいつは本当に金持ちだから、いつでもどこでも奢ってもらえ!!」 「いやいやいやいや。他にも紹介するとこあるって!! まぁたまには奢るけど… とにかく拓真、よろしくな。俺は俊弥って呼んでくれ」 俊弥は身長は170センチくらいかな? 確かにお坊っちゃんの匂いがする… 「うん。よろしく」 俊弥はニカッと笑った。 俊弥は笑うとかなりさわやかだな。 「んでその隣が社颯太(ヤシロソウタ)。そうちゃんって呼んだって!! 基本はあんま喋らないけど、なかなかおもしろいやつやから」 「颯太です。よろしく」 颯太の身長は160ギリギリくらいか? かなり可愛い顔立ちだ。 「よろしく」 「最後にこのノッポ!! テル!! お調子者!! 以上!!」 「短い!! しかも俺だけ本名言われてない!!」 「うるさいうるさい! !他に何を言えばいいんだよ」 「…………ごめん。ないや…」 「よろしい」 「俺は長野輝弥(ナガノテルヤ)。みんなからはテルかな? とりあえずよろしく…」 輝弥は明らかに落ち込んでいた。 輝弥は180センチを越す長身にかなりの美形で、そこらのモデルよりも輝いていた。 「あぁ。よろしく」 「ヨッシャ!! やっと自己紹介も終わったし、歌いまくろうぜ~!!!!」 「マイク持って叫ぶな…」 颯太がボソッと翔大に突っ込んだ。両手でしっかり耳を塞いでいた。 「はっはっはっ。悪い悪い!! それじゃ俺からいくぞ!!」 翔大はマイクを持ってそう叫んだ。 絶対にこいつ分かってない… 拓真と颯太は同時にため息をついたのだった。 ,
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