恋人

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【碧い海】 きみの声が 大気の中に 溶けていく 冷たい夜気に きみの吐息だけ熱い クーラーの音 途切れ途切れの声 高く低く 波のように きみを巡り きみを辿る きみの海は あたたかい 優しく 包みこみ 溶けて…行く 碧い海へ
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