2人が本棚に入れています
本棚に追加
-涙-
鳴呼、まただ
君の声が
耳鳴りの様に響く
決して静まっては
いないのに
寧ろ五月蝿い位なのに
君の声だけが
僕の耳に、届く
「頑張って」と。
何を、とか
どうやって、とかは
関係なくて
ただ努力しろと。
君の隣に座れる
あの子が羨ましい
君のそんな偽善の言葉も
聞き逃せるから
君の隣が
君の救いの言葉を
一番聞こえなくするから
遠くで俯く僕には
君の声がハッキリと
届いてしまうから
鳴呼、五月蝿いな
麻痺しちゃいそうだ
誰か
僕に精神安定剤を下さい
君の隣に勝てる位の
強い、強い安定力を。
最初のコメントを投稿しよう!