Я-3

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  -涙-   鳴呼、まただ 君の声が 耳鳴りの様に響く   決して静まっては いないのに 寧ろ五月蝿い位なのに   君の声だけが 僕の耳に、届く     「頑張って」と。     何を、とか どうやって、とかは 関係なくて ただ努力しろと。   君の隣に座れる あの子が羨ましい   君のそんな偽善の言葉も 聞き逃せるから   君の隣が 君の救いの言葉を 一番聞こえなくするから   遠くで俯く僕には 君の声がハッキリと 届いてしまうから     鳴呼、五月蝿いな   麻痺しちゃいそうだ   誰か 僕に精神安定剤を下さい 君の隣に勝てる位の   強い、強い安定力を。
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