59人が本棚に入れています
本棚に追加
「…駆?」
爽羽人が俺の顔を覗き込む。
「…んや、何でもない!で、…蒼が何したの?」
ドキドキドキ…
他の人の口から蒼の名前が出るだけで、心臓がドキドキする。
「この間ひっさしぶりにメール来てさ、こっちに帰ってくるんだって!!」
「え…―?」
うそ…
蒼がこっちに戻って来るというのはとてつもなく…いや、
マキシマム嬉しい事なんだけど…
…何で俺には連絡くれないの?
「もーさ、びっくりしたよ…。
しかも夜中に!」
「まじか…あははっ…。
……じゃあさ、皆で蒼の歓迎会でもしない?」
俺は何を思ったのか、歓迎会をしようと口に出していた。
.
最初のコメントを投稿しよう!