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律子「隆~、由香を怒らしちゃったね~」ニヤニヤ
美緒「律子っ、その不気味な笑みやめろよっ… 失礼だぞっ 隆に」
隆「…………ごめんなさいっ、ほんっとにごめんなさいっ 由香~」
由香「まあ~、かわいそうだから、このへんでゆるしてあげるよ…
でも次はないと思ってね?
麦~、律子~、美緒また明日ね~
バイバーイ」
バタン
律子「災難だったな… 隆」
隆「ああ…、疲れたよ~」
美緒「由香も、ちょっとかわったな~」
律子「ほんとほんと、なんかこう違うよな、なんて言えばいいだろう…」
麦「由香ちゃん、隆さんみたいな彼氏ができたから、あんなにかわったんじゃないかな~?ね~、美緒ちゃん」
美緒「た、確かに、私もそう思ったぞ」
律子「わたしもだよ~」
隆「へ~、由香かわったんだ~?
高校生だった由香って、どんな風だったんだい?」
律子「それはもう…
毎日、由香には手を焼いたよ…
ギターの記号とか忘れるし…
怠けやすいし…
いろんな意味で疲れるよ…」
美緒「そういう律子も、だめだめだったけどな~」
律子「うるせっ…
まあまあ、とにかく部長である私だからこそ、きちんとやっていけたんだせ」
美緒「まあ、律子も律子なりに頑張ったな」
律子「おっ、美緒~
今日は、素直にほめてくれるの?
いや~、うれしいね~」
美緒「べ、別にっ
む、麦?さっきから、ニコニコしてて、どうしたんだ?(笑)」
麦「別に~?」
美緒「そうだっ
久しぶりに、桜高の部室にいかないか?」
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