妊娠…?(硬く廻る運命~透篇~)

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「と…透?」 恐る恐る話し掛ける。が返事はない。ベッドの上で丸くなっている。 と、ようやく気付いたのか透が顔を上げた。 『ラルク… 桶…を……』 「お…桶ぇ?」 反復して聞き返すが、透にはその余裕がないらしく、ぶんぶんと青ざめた顔を縦に振った。 『は……………… 吐く……………』 「…へ? は…吐くぅぅうう!!!!?」 .
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