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その無防備な姿に慎太郎はカチンとしソファーから勢いよく立ち上がり日向を見下ろした。
「お前、俺が何にもできないと思ってんのか?いつまでもガキ扱いするな!」
「だって何ができるの?それくらいで怒るなんてお子さまの証拠だよ。し・ん・ちゃ・ん」
「この酔っ払い!付き合ってらんねーよ」
酔った日向に挑発されムッとなった慎太郎は本をソファーに投げつけドアへ向かった。
「ガキじゃなかったらキスの1つくらいしてみろっつーの!これだか……、っ!」
挑発された慎太郎はソファーに座る日向の肩を後ろに押しつけると、強引に唇をあわせ言葉を止めた。
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