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無音&騒音
終末の音がする
足元から
湿った砂が足の指の間に挟まるような
不快感
苗木のように
まっすぐに
五感を通して
僕の脳幹を侵す
細胞の隅々まで
ざらざらした感覚が行き渡り
僕は世界の終わりをザラついた舌で味わっている
最後の晩餐
全ての始まりは僕らのせい
全ての終わりは僕のせい
サイレン & サイレント
騒音と無音のひしめく小さな世界で声にならない悲鳴を上げる
哀れな星
まるで
灰でできた地球
さらさら
さらさら
灰が堕ちるように
音もなく
地球は形を亡くしていく
僕らは自分の足元に堕ちた灰にいつまで気づかないんだろう
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