火を吐く龍

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三人が着いた場所は上にぽっかりと穴があいてあり太陽の光が差し込みサッカー場くらいの広間だった 「こんなところにこんな場所があったんだな」 そうゲンジはいって三人は岩の影から火龍を覗いていた 「あれが火龍!?」 カンナは目の前の生物に唖然としたそこには全長20メートルはあろうかという龍がいた。 体は紅いウロコで覆われ鋭い牙や爪は鈍く光り長く堅そうな尻尾をぶらさげた火龍がスヤスヤと寝息をてていた 「けっこうでかいな」 そういったゲンジはどこか嬉しそうに微笑んでいた 「嬉しそうだな、ゲンジ」 「今から、うずいてきたぜー!」 「まだだぜ、狩るのは明日だ」 そういってユーリはくるりと向きをかえ来たみちをあるきだした 「ちょっと!どこいくのよー!」 「場所は覚えた、明日に備えてもう休もう」 そういって三人は洞窟をあとにした
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