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「うまかったーー」
少年の体よりだいぶおおきなイノシシを食べ切り満足そうな顔しながら少年は歩いていた
「さーて、どうすっかな?」
そう呟くとポケットから胸のペンダントが強く光だした
「・・・近いか」
そう呟き辺りを見渡すと、少年よりふたまわりほどおおきな狼が20匹ほど少年を取り囲んでいた
「グルルル」
狼は、鋭い牙を剥き出しながら少年に近ずいてきた
「こいつらか」
すると少年は腰のホルスターから黒く鈍く光る二丁の銃を構えニヤリと微笑んだ
「いくぜ」
すると狼が一斉におそいかかってきた
バン
それは、一瞬だった
狼が噛み付こうとした瞬間にその頭がなくなったのである
すると少年は消え狼の死体だけが残っていた
「ふー、しんど」
そう呟き銃の弾をリロードし始めた
「ガサガサ」
「ん?」
ふと後ろを振り向くと一匹の狼が走り去ったあとだった
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