†序章

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「組織に入るとHomeで仕事の依頼を待つんです。」 「いらい??」 「そうよ。Homeではね、レベル3以上の能力者が関わっている確証がある事件を解決するの。」 「レベル3だけ??」 「3以上ね。Homeは規模の大きな事件を優先して解決をしてるの。だから町の人の依頼ってのは放置されやすいのよ。」 「…町の人は大変…だよね??」 「そうだね。でも町の人は証持ちの能力者が怖いの。だからHomeにあまり近づかないのよ。」 「そんなの変!!」 「そうだね。だからSTORMのリーダーさんも《町の依頼もやるべきだ》って言ってHomeの上層部と言い争ってまで、他の4人と一緒に証を隠しながら町の依頼をこなしてるのよ。」 「凄いね~。」 「…そうね(ボソッ あなたが創ったものなのだけれど…。)」  
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