―古代魚シーラカギス―(ヒガシ視点)

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パシャ…パシャ…パシャ…パシャ 「ま、まずい!こっちに来る!」 なんとか逃げようとする。運のいいことに、体長約5メートルもあるシーラカギスは遅かった。 そしてシーラカギスの死角に岩があり、そこに隠れた 「はぁはぁはぁ…なんだあの化け物は…。ここは…どこなんだよ!?」 突然後ろで大きな音がする 「ギャャオオオオアアアァァァ!!!」 「くぅっ!」 岩に隠れたのはよかった。しかし、位置があまりにも近かったため、シーラカギスの雄叫びを間近に受けてしまったのだ― 「ま、まず逃げよう!」 耳がギンギンと鳴り、よろめきながらも逃げようとする
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