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ゴオオォォォォ!!
次第に波が高くなる
「に、逃げなきゃ…!?」
「お、おい!どうしたんだよ!早く逃げ…」
そう叫んだ時はもうすでに遅かった。津波がもう目の前に迫ってきたのだ
「うわあぁぁぁぁ…――」
―――「そう、俺はあの時津波にさらわれたんだった…。で、この島に流れ着いたのか」
「てか、あの化け物は何なんだよ…意味わかんねーし!?」
彼はこの島がただの島ではないことに気付いた。そして彼は――
「まず、ハチを探そうか…あいつもさらわれたはずだからな…。もしかしたらこの島に流れ着いているのかもしれない。しかし、さっきの化け物といい、気を抜かない方がよさそうだ…」
島の浜辺付近を回ること5時間…。なかなか見つからなかった
「ハチ…一体どこにいるんだ…。おーい、ハチー!」
その時、近くにある森から音がした
「ハチか…?ハチー!俺だ、ヒガシだー!」
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