―古代魚シーラカギス―(ヒガシ視点)

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ガザガザ…ガザガザ… 「ハチー…?」 何かが飛び出してきた 「キーッ!」 「うわっ!なんだこいつは!離れろっつーの!」 得体の知れないそれはヒガシの顔に飛びついて、離れようとはしなかった 「苦しい……離れろ!」 無理矢理はがすとそれは…40センチ弱ぐらいの大きさをしたモンキーだった 「なんだこいつは…」 「キーキー、キッキッ」 もがきながらヒガシの手から抜け出そうとする 「うわっ!?」 そのモンキーはヒガシの手から抜け出せた。そして 「キーッキーッ!」 何かを訴えるようにして叫んだ。森の方を指差しながら ヒガシはその指の先を辿ってみた 「なんだ…?」
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