File 1

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そこまで思い出して、理子は唇をかんだ。 -これ以上は… どうしても思い出せない。気がついたら朝だった。 「理子…。アンタ顔色悪いけどホントに大丈夫?」 菜穂が理子の背にてをおいた。 「あぁ、そうだ…。ねぇ、理子は知ってる?最近さ、若い女性の失踪事件が起きてるんだって。なんか不思議過ぎて、警察もお手上げなんだと。あたしらも気を付けないとね。 さ、今日はもう帰りな。また明日ね。」 (若い女性の失踪事件かぁ…)
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