「生徒指導室という名のせいとしどうしつ」だっしゅつ

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「き・・・貴様こういうことか・・・。くっ、仕方ない。今だけは休戦だ・・・やむを得まい。」 いやいや結果オーライだけど・・・・。ちがうよなぁぁあぁ!! なんでホントに死にそうなんだ!? ありえなくね!? え?いや、ありえなくね。 なんで入学早々・・・。 「──い。おい、貴様!・・・聞こえてるのか?この神が呼んでいるんだ、返事くらいしたらどうだ。」 「あ・・・あぁ。どうかしたのか。」 まずいな。思ってるより動揺してるみたいだ。 くそっ! 「ふっ・・・ついに私を神と認めたか。さぁ崇め、奉るがいい。この愚民め!!」 「あぁ。お前が頭の中がぺらっぺらの紙野郎だってことは最初から分かってたよ。」 冷静になれ。 とりあえず時間内に出れればいいんだ。 こいつに構ってる暇なんてない。 「ふっ。貴様には特別に布教活動を許可しよう。」 しかし、時間がないのも事実だ。 仕方ない。 こいつにも手伝ってもらおう。 幸いこっちには脅せる道具があるしな。・・・脅すことしかできないけど。 「よし。今の状況を説明しよう。」
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