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「それじゃ自己紹介を・・・。」
っと。自己紹介か。
まぁ早く回ってきても前に2人いるからな、心の準備ができ・・・。
・・・いや1人か。
まぁ、トップバッターよりかはマシだろ。
「君からね。」
「何故!?Why!?意味がわからない!!なんで、あえて1人だけ飛ばすんだ!?飛ばされたヤツが可哀想じゃないですか!なぁ!?」
「はは。」
苦笑いだけかよ!
もっと、個性だしてけよ!お前は1年間をモブキャラで過ごす気なのか。
人間、第一印象が大事なんだよ!
・・・え。そうなると、おれのさっきの発言は良かったのか?
「別に飛ばした訳じゃないさ。君の後は、私がランダムに当てていくからな。ふむ、君には・・・そうだな。最近、『やってしまったぁ。』と後悔した事を話してもらおうか。」
「え。あぁ、そうなんですか。最近、やらかした事といえば。そうですね。幼馴染みの双子のアドレスを間違って登録して、妹に送る予定が姉に送ってしまった。という事ですね。内容が『お前の姉をどうにかしてくれ』だったんで、言い訳するのが大変でした。ははは。って何でこんな恥ずかしい話をしてるんだ----!!!」
「つまらない。0点ね。」
「え。なっ、ちょっまっ。」
「せめて内容が『おれ、お前の姉が好きなんだ』だったら、その後の展開が気になり点数をあげられたものの、非常に残念だわ。すばる君、国語1学期評価1と。0がないのが残念ね。」
なにぃぃぃいぃ!
「せ・・・先生。その手に持ってるのって・・・。」
「ん?通知表ね。」
「いくらなんでも、早すぎだろぉぉおぉ!!!」
「まぁ、冗談はさておき。次、-----。」
こ・・・この教師、危なすぎる。
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