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俺は席を立ち、下駄箱の近くにある自販機を目指すため廊下を出ようとした時…
???「龍ー???
何処行くのー???」
龍「自販機。」
???「私も行くー」
腰にあたるぐらいの黒髪で顔が整った女の子…。
こいつの名前は小河 琴美…俺の幼なじみで彼女だこのやろー。
可愛いが強暴な一面もある…
龍「因みに今日は200円しかないからおごれんぜ??」
俺の財布は冬を向かえたんだこの野郎ー文句は大有りだこの野郎ー
琴「あらら…
なら、私が奢ってあげる♪」
龍「さすがに女の子に奢って貰うのは悪いからな…
やめとくよ」
琴「気にしなくていいのにー」
俺と琴美が廊下でそんな事をやってると向こう側から不良っぽい人が歩いてきた…
龍「やっほー迅先輩ー」
迅「よ…。」
この先輩は野島 迅先輩…。よく不良と間違われるが、いたって真面目な後輩思いな先輩だ…。
前に、悪戯をしてぶちキレた時はまじでびびったから、もう怒らすのはやめようと心に誓った。
よくみると右手には今来たと言わんばかりのヘルメットと鞄が握られていた…
龍「今、登校っすか??」
迅「知らないおばあちゃんの道案内していたら遅れたんだよ…」
龍「へー…」
まぁ今来たって事はあの先輩に怒られるんだろうな…
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