~魔の手~

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憂は唯の病室に案内された ベッドの上で眠っている唯を見て 涙がこぼれ落ちた 憂「お姉ちゃん…嫌だよ…起きてよ…何時もみたいに笑顏見せてよ…」 憂の願いは虚しく 病室には心電図の音が響いていた 憂(軽音部の皆さんにも伝えないと…) ケータイを取り出し 画面を見ると [着信30件] 履歴を開き確認した 全て軽音部のメンバーからだった とりあえず同期生の中野梓へと連絡する PLLL PLLL 梓「もしもし憂?どうしたの?学校にも来てないみたいだけど…唯先輩も…」 憂「あ…梓ちゃん…グスっウァァン!!!!!」 梓「ちょ、憂!!どうしたの!!何で泣いてるの!?」 憂「お姉ちゃんが…お姉ちゃんが…」 梓「落ち着いて憂。唯先輩がどうしたの?」 憂「朝、倒れて…病院に…助からないかもって…」 梓「何処の病院!!軽音部の皆さんと行くから!!」 憂は病院を教え、電話を切った
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