56人が本棚に入れています
本棚に追加
憂は唯の病室に案内された
ベッドの上で眠っている唯を見て
涙がこぼれ落ちた
憂「お姉ちゃん…嫌だよ…起きてよ…何時もみたいに笑顏見せてよ…」
憂の願いは虚しく
病室には心電図の音が響いていた
憂(軽音部の皆さんにも伝えないと…)
ケータイを取り出し
画面を見ると
[着信30件]
履歴を開き確認した
全て軽音部のメンバーからだった
とりあえず同期生の中野梓へと連絡する
PLLL PLLL
梓「もしもし憂?どうしたの?学校にも来てないみたいだけど…唯先輩も…」
憂「あ…梓ちゃん…グスっウァァン!!!!!」
梓「ちょ、憂!!どうしたの!!何で泣いてるの!?」
憂「お姉ちゃんが…お姉ちゃんが…」
梓「落ち着いて憂。唯先輩がどうしたの?」
憂「朝、倒れて…病院に…助からないかもって…」
梓「何処の病院!!軽音部の皆さんと行くから!!」
憂は病院を教え、電話を切った
最初のコメントを投稿しよう!