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目が覚めると朝になっていた
唯の手を握りながら寝ていたのだろう
憂「ん…そっか…夢じゃなかったんだ…お姉ちゃん…」
改めて昨日のことを実感した憂は
自分にしか出来ないことを考えた
憂「今はお姉ちゃんの側にいて…そうだ!!」
何かを思い付いたのだろう
カバンからペンとノートを取り出した
憂「お姉ちゃんに…私の想いを曲にしよう…」
曲を作り、唯に聴かせることにした
書き始めようとした時に
医師が入ってきた
医師「平沢さん、おはようございます。今日も検査がありますので…終わるのは夕方頃を予定ですから」
憂「先生、おはようございます。夕方頃ですか…よろしくお願いします」
医師「時間がかかりますので、学校に行っても大丈夫ですよ」
憂「わかりました」
医師はそう伝え、唯をベッドごと
検査室へと運んだ
憂は学校に遅れると連絡し
病院を出た
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