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鼬のようなフェレットのような使い魔(獣?)夢は俺の足元を駆け上がり服の中に侵入。顔を胸の所から出しご機嫌そうに鳴いてる。
琥太「あはは、夢の存在忘れてた」
夢「きゅ─」
どうやら夢も俺が起きた10分前まで気絶していたらしい。
どんだけ強く抱き"締め"られたのか気になるところ。
夢「ふゅ~♪」
庭に誰も居ないから鍛錬すれば?的な助言。
家を探索して来たみたい。
流石、使い魔。
琥太「そうしよっか」
感覚とかすぐに鈍るし。
夢が先を走り、俺はゆっくりと後を追う。
着いた庭は意外と広く、月明かりで電気もいらなそうだ。
琥太(マァ、闇夜でも見えますが)
夢に離れて貰い、持ってきた小太刀(白梅、小鴉)を鞘から抜き振るう。
白梅の香りがし、夢が喜んでいるので感触を確かめる為にも奉納演舞(神に捧げる踊り的な)を舞う。
─ボトッ
「あ…」
琥太「ッ?!」
琥太「何者…?」
舞いを中断し、音を鳴らした主の背後に素早く回り、喉元に刀を当てる。
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