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八神市より東へ、数十キロ離れた地 成田空港。これより成田空港から西にある空港に一本の飛行機が搭乗する
「もうすぐか…」
ターミナルにて、一人の男が黒い腕時計を確認した。時刻は7時12分
男は何かを待つかのように、胸ポケットからタバコを取り出して火を付けた
すると、ターミナルの入り口から沢山の乗客者をどけながら迷彩柄の軍隊がこちらに向かってくる
「お待たせしました!鈴木貴史教官!」
そう男の名はあの鈴木 貴史だった。
貴史は自分の目の前で整列している軍隊を見てタバコを吸って吸い殻へ捨てた
「向こうの駐屯地と連絡は?」
「はっ…連絡済みです!」
「準備は?」
「完了しています!」
全ての準備は完了した。何も忘れ物はない。貴史とこの迷彩柄の軍隊が向かう場所はただひとつ
八神市八神中学校、つまり実施校だ
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