信貴山城

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大手門の櫓に待ち構えていた、 もう一人の甲賀の忍服を纏った男の二連銃より光が放たれた。 光の玉は、多数に枝分かれし 伊賀者達を確実に倒してゆく。 バタバタと倒れる伊賀者達 そのうち誰も動かなくなった。 と、倒れた伊賀者が一人光かり、二人光かり、 その身体から、まるで魂が抜ける様に 光が上空へと昇り出した。 百人分の光が一つに その光の塊が、ゆっくり天主の方向へと動き出し 段々と速度を上げて行く。 本丸の庭園をぬけ 石灯籠をさけ 池の上をとうり 奥の茶室へと向かって ドッドッーン!! 大音響と眩い光に包まれたかと思うと 次の瞬間には、元の闇と静寂に戻っていたimage=381445393.jpg
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